天野塗装  塗装と塗料

外壁の汚れについて

 

外壁が汚れる理由

1.排気ガス等の壁面への付着

2.雨が降るたびに雨が通る雨道(雨染み)

3.シリコンコーキングによる撥水汚染

4.手垢

などですが、良く見かけるのは、窓の下の両脇・横樋の取付けられている鼻隠板と言われる部分、
換気口フードの周り(これはシリコンコーキングの撥水汚染が殆どです。)などが雨染みで汚れてきます。
汚れないようにするには

1.雨の通り道に水切りと呼ばれる物を取り付ける。【物理的効果】
  そうすれば間違い無く汚れは食い止めることができます。

2.最近注目をあびている光触媒・シリコン・セラミックなどの低汚染タイプの塗料を使う。【化学的効果】
  (効果は塗料の性能によってかなりバラツキがあります。)

3.汚れが付いても目立たないような色・テクスチャー(風合い)の塗装をする。【物理的効果】

4.手垢が付くような所には無機質の素材を使う【物理的効果】

5.自浄効果のある塗料を選択する【化学的効果】

ここで気になるのが2と5で、塗料の化学的効果により、汚れが付きにくい、もしくは、付いても水道水や雨で洗い流せる塗装
なのですが、各塗料メーカーは殆どの塗料を低汚染と謳ってはいますが、カタログを鵜のみにすると業者もお客様も痛い目にあいます。
現在低価格の塗料にも高価な塗料にも低汚染タイプの塗料がありますが、その効果が全く見えないものもありますのでご注意ください。

私が考えるには、低汚染云々よりも、先ずは表面を触ってベタベタと粘着(タック)がある感じのものは、汚れやすいと思います。
“手で触った時にツルンと滑るような感じ”をしていることが、第一条件です。
そして、余りゴツゴツとした模様ですと汚れが模様の中に食い込んでしまいますので滑らかな模様が汚れにくいとも思います。

尚、シリコンコーキングによる汚れはいくら低汚染効果の高い塗料で塗装しても防ぐことはできません。
DIYをされる方・他業種の方はシリコンコーキングのご使用にはご注意ください。

 


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