天野塗装  吹き付け塗装 

吹きつけ塗装には

A.スプレーガンで吹きつける方法
自動車板金塗装などがそうなのですが、コンプレッサーの圧縮空気で吹きつける方法です。

B.温風低圧塗装機で吹きつける方法
温かい風で塗料を吹きつける方法で、塗料がスプレーガンほど微粒子になりませんが、
塗料のはね返りが少ないため塗着効率が良いものです。

C.エアレス塗装
圧縮空気を使わず、ポンプの圧力で塗料を吹く方法で、これが一般的に外壁塗装に使われている塗装機です。

D.リシンガン・タイルガンと呼ばれる道具を使って吹きつける方法
リシンやタイル・石材調塗材などを吹きつける時に使うものです。

この様に一口に吹きつけといっても色々方法があるのですが、以下にその特徴をあげてみました。

1.塗料が霧になるため、風で飛び散る結果、素材に付かない塗料が多く、臭いも比較的多い塗装方法である。

2.リシンガンやタイルガンなどで、色々な模様を表現できる。

3.車のような美しい仕上をすることが可能である。

4.凸凹した形状の素材には吹きつけ塗装は困難である。(吹きつけ塗装では塗料が直線的に飛ぶため)

5.塗装スピードが速い。

6.下地処理をしっかりしないと、霧状の塗料を素材にのせていく塗装方法のため、密着が悪い。

7.塗料を霧状にするため塗ってはいけない所をビニールで全面的に覆う必要がある。

以上思いついたまま書いたのですが、今後は環境問題等からも、現場(特に塗替えの場合)での吹き付け塗装は
少なくなっていくと思われます。
それから、これは全くの私の推測ですが、吹きつけ塗装はノズルの先から塗料が擦れて出てくるため、
塗料が静電気を帯びてその他の塗装方法よりも塗装直後に汚れや、埃を寄せ付け易いのではないかと思うのですが、  
私のHPを見た塗料メーカー様如何でしょうか?

 


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